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2010.09.22 Wednesday 21:48

アンコール遺跡探訪記・2日目-1

angkor10.jpgアンコール・ワット手前のチケット売り場。
遺跡に入る時は必ずチケットのチェックがあります。
首からさげるチケットホルダーがあると便利。

9月22日。この日は朝から雨模様でした。
雨季なので覚悟はしていたんですが、幸いこの日以外は良いお天気でした。

angkor11.jpgなんでも今年は雨が少なくて農家は大変なんだそうです。
確かに所によってはほとんど水の張ってない田んぼがあったりして、旅行者としてはもちろん晴れてる方が良いですが、手放しでは喜べません。
まあ足元がぬかるむのを気にしなければ、雨に佇む遺跡もおつなものです。
angkor06.jpg午前中はロリュオス遺跡群をまわりました。
ロリュオス遺跡群が作られたのはアンコール・ワットより100年ほど前。ジャヤヴァルマン2世という王様がこの地を首都としていた時代です。アンコールの遺跡はほとんどが神仏や先祖を祀るためのものですが、王によって信奉する宗教や神様が違うのだそうです。

1つ目のプリア・コーはシヴァ神を祭った寺院で、寺院の前にはシヴァ神の乗り物である牡牛が座っています。(なのでシヴァ神にお尻を向けずに向かい合って座ってるんだって。)

angkor07.jpgヒンズー教徒にとって牛は神聖なものですが、では今のカンボジア人にとっては何かというと、大切な働き手であるようです。シェムリアップを少し離れると農村が続いているのですが、たいていの家に一頭は牛が繋がれていました。遺跡の周りでも犬の散歩は見なかったけど、牛の散歩に遭遇することは何度も。
ある遺跡じゃ逃走中とおぼしき牛が首の紐をなびかせて疾走していったっけ…。どうなったかな、あの牛…。
そうそう水牛も見ましたよ!
右の写真は2つ目のバコン遺跡にいた牛です。


angkor08.jpgバコン遺跡全景。


angkor09.jpg3つ目のロレイ遺跡は昔は貯水池の中にあって、寺院へは船で渡っていたそうです。
入り口が船着場のようになっていました。
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2010.09.21 Tuesday 22:14

アンコール遺跡探訪記・到着編

9月にようやく念願のアンコール・ワットへ行ってきました。
ひたすら遺跡を見てきただけなので興味がない方にはつまらないかと思いますが、備忘録がてらエントリを残します。

angkor01.jpg9月21日。
この日は移動のみ。ホーチミン経由でシェムリアップへ。
ベトナム航空は、まあ、食事も含めて普通だと思います。女性CAの制服がアオザイなのが素敵でしたね。写真撮らせてもらえば良かった。

ホーチミンでの乗り継ぎ待ちは1時間半程だったのであっという間でした。出発ラウンジの上の階にカフェやお土産屋さんのエリアあって、カフェ(イリー)の周りはWiFiが捕まえられるのでPCを開いている人もちらほら。
あと、ホーチミン空港は街の近くにあるみたいで、着陸の直前に街並みや、街の中の河を船が行き交う様子が良く見えて面白かったです。
angkor02.jpgホーチミンからシェムリアップまでは両側2席ずつの小さな機体で1時間程のフライト。サンドイッチとお水をもらって、入国カードやら税関のカードやらを記入しているうちに、これまたあっという間に到着しました。
シェムリアップ空港の建物は最近建てられたものなんでしょうか、こぢんまりとしていて可愛らしい建物です。
入国審査の手前にはビザカウンターがありますが、自分は事前に取得していたのでここはスルー。入国審査も特に問題なくクリア。前に並んでた白人さん二人組はビザがないって突っ返されてたっけ。
外にでると、これから5日間お世話になるガイドのサロンさんが待っていてくれました。車の中で今後の予定を説明してもらい、この日はホテルまで送ってもらっておしまいです。

angkor03.jpgホテルへ入ったのが夕方だったので、少し休憩した後晩ご飯を食べに出ました。
シェムリアップの治安は、シヴォタ通りなどの大通り沿いで、かつ、あからさまな隙さえ作らなければ21時くらいまでなら一人歩きでも大丈夫と思います。人通りも多いし。
ただし客引きが多いのには参った…。これは人によって様々だと思いますが、自分は苦手です。なんというかこう、断ると悪いことをしたような気分になってしまって…。そんな必要ないのは重々解っていてもどうしてもだめですね。それさえなければ快適な街歩きができそうでした。
今回の旅ではあまり街歩きの時間をとれなかったこともあって、シェムリアップの街そのものを好きになるまでは至らなかったのが心残りの一つです。
angkor04.jpgで、晩ご飯ですが、オールド・マーケット傍のクメール・キッチンでアモックを食べることにしました。
アモックはカンボジアの名物料理で、魚のココナッツミルク蒸しです。
ホテルの前で客待ちしていたトゥクトゥクの運転手にオールド・マーケットに行きたいと伝えると、最初に出してきた料金がなんと$3!
歩いてもいける距離の場所に$3はありえんわー、とスルーしようとすると、$1ならどうだというので乗せてもらうことにしました。
ちなみに次の日にも同じおっちゃんにオールド・マーケットまで行ってもらいましたが、凝りもせず$2とか言ってきましたよ(笑。

クメール・キッチンはガイドブックでよく紹介されているだけあって、日本人客が多かったです。
アモックは魚が少し泥臭い感じがしましたが、自分はそれほど気にならなかったです。美味しくいただきました。
ただ、淡白な味なので、アモックだけだと飽きるかな。複数人、もしくはもっとお腹が空いていたらもう一品何か欲しいところでした。

angkor05.jpg食後はナイト・マーケットをひやかした後、ホテルまでぶらぶら歩いて戻りました。ナイト・マーケットは思った以上に広くてお店が多かったです。
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2010.05.05 Wednesday 20:50

幕末散歩(江川ヒノキの森で)

坦庵さんの代官時代に植林されたというヒノキを見てきました。

hinoki1.jpgまずは、江戸時代初期まで津久井城というお城があったという、津久井湖城山公園へ。
江川ヒノキの林へは、花の苑地というエリアの近くの登山口からが一番近いです。写真の左手に写っている城山の中で、ひときわ緑の濃い部分がヒノキ林になります。

hinoki3.jpgバスの場合、「津久井湖観光センター前」が一番近いですが、水の苑地エリアに近い「城山高校前」で降りて、津久井湖を眺めながら歩いていくのもお勧めです。水の苑地の案内所にはマップも置いてありました。(観光センターには置いてなかったです…。マップがなくても案内板があるのでそんなに困りませんが、本格的に城山に登るのであればあった方がいいかも。)

江川ヒノキの説明板には、”当地方では希な高齢のヒノキ林”とありました。130年かかってここまで立派なヒノキ林になったんですから、どうか末永く残ってほしいものです。

hinoki2.jpg続いては高尾駅から歩いて10分の多摩森林科学園へ。(入園料300円(4月は400円))
こちらの江川ヒノキは公開されていない試験林の方に多いそうで、木そのものを見られるのは少しなんですが、園内にある森の科学館で、伐採された江川ヒノキの年輪を見ることができます。年輪にそって年代が付いていて、その時々にあった出来事を思い返すことができるのが面白いです。ちゃんと1856(安政2)年のところに”江川太郎左衛門英龍没”とあるのがファンとしてはちょっと嬉しい。
こちらの施設はサクラ保存林が有名なので、桜の季節にお花見がてら来るのもいいかもしれません。開花時期がバラけているので一斉に満開とはいかないですが、いろんな品種を見られて楽しいです。

どちらも天気のいい日にお弁当を持って出かけたい場所ですね。山で食べるごはんってどうしてあんなに美味しいんでしょう!?
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2010.05.04 Tuesday 22:26

幕末(天文)散歩

だいぶ以前になりますが、国立天文台の一般公開に合わせて、幕末期の天文学ゆかりの地をまわってみました。たまにこういう歴史の本筋から少し外れた目線で幕末期を見てみるのも面白いかと思って。(といっても2箇所しか思いつかなかったのですが…。)

tenmon1.jpgまずはこちら、浅草天文台跡。
行ってみて気付いたんですが、以前仕事で毎日通っていたところでした。全く気付いてませんでしたよ。もったいないことしたなあ。
こんな街中でも当時は十分観測ができていたんですね。
上野の科学博物館の日本館1階には、昔の望遠鏡(遠眼鏡)や天球儀が展示されています。写真は江戸時代の天文学者、渋川春海が作った天球儀(複製)です。当時知られていた星座の他に独自の星座も載せていたそうですよ。ということは作る人によって星座が変わるのか。星座を見ると作成者が分かるとか、星座作りのセンスも問われたりなんかして。
いやしかし、胃座はどうなの渋川先生…。(胃座ってあったの!?)

渋川春海といえば、冲方丁の「天地明察」は面白かったです。当時も今も、人が星空へ向ける眼差しや探究心は変わらないんですね、きっと。

こちらもかはくの展示物で、白萩隕鉄という、富山県の白萩というところで見つかった隕石です。この隕石の半分を使って榎本武揚が流星刀を作らせたんだそうで、寄贈者のお名前がしっかり榎本某さんになっていました。

さて、国立天文台三鷹キャンパスにやってまいりました。
国立天文台設立の経緯は何やらややこしいので興味のある方はググってみてください。ただ、最初に見た浅草天文台も国立天文台のルーツの一つではあるようです。
常時公開されている天文台歴史館(大赤道儀室)では、貴重書の展示をやっています。数は少ないものの、毎回テーマが面白いです。WEB展示もあるのでどうぞ。
ちなみに大赤道儀室のこのドーム、なんと木造なのです。この丸みを出すために造船技師の力を借りたそうですよ。

三鷹キャンパスでは毎年10月頃に特別公開をやっています。単に施設を公開するだけではなく、研究者による企画展示が盛りだくさんなので、興味がある方はぜひ特別公開に合わせて訪問されることをお勧めします。楽しすぎて回りきれないかもしれませんけどね!
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2008.04.20 Sunday 23:42

フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロとグッピオの書斎

イタリア文化会館でルネサンス時代のウルビーノの領主、フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロの書斎が展示されているというので見学してきました。
ウルビーノというとラファエッロの故郷ということで一度は訪ねてみたい場所のひとつです。フェデリーコ・ダ・モンテフェルトロについては全く知らないまま見に行ったんですが、なかなか面白い展示でした。

展示されていたのは、グッピオという街の宮殿にあった小さな書斎を、5年かけて復元したものということでした。書斎の壁が全て遠近法を使った騙し絵になっているのですが、それが全て寄木細工で作られてるんですよ。
騙し絵の題材に書物や楽器、科学の器具が多いのは、軍人でありかつ文人でもあった領主の趣味を反映しているのでしょうか。細かな寄木細工も素晴らしくて、紙や木はもちろん、皮や金属の質感までが表現されているのは見事でした。
領主さまお気に入りの書斎だったとのことですが、素晴らしすぎてかえって落ち着かないような…。長椅子(もちろん騙し絵)なんかうっかり座ってしまいそうですよ?
この書斎は、今回の展示が終わったら実際にグッピオの宮殿に設置されるそうです。

素敵な書斎を紹介したところで、本好き必見の動画をご紹介。
脳からドーパミンがあふれる音が聞こえてきそうですよ!うわあああ!
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