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2008.01.02 Wednesday 19:20

幕末散歩(築地)

放鷹術実演将軍家の鷹狩場であった浜離宮恩賜庭園では、2000年から毎年、お正月のイベントとして放鷹術の実演が行われています。
将軍家お抱えの鷹匠には2つの流派があって、それぞれ「吉田流」「諏訪流」と名乗っていたそうです。実演を見せてくださるのは諏訪流の方々。(そういえば「幕末の毒舌家」で、鷹匠が武士でもないのに武士以上に偉そうにしてるって醇堂先生が噛み付いてたっけ…。醇堂先生の話は話八分で聞いとくにしても、それなりの権力を持っていたんでしょうねえ。)
今年出演したのは大鷹が4羽とハリスホーク、ワシミミズク、ハヤブサといった面々。
しかし、いかに人に慣れた鷹でも普段と違う雰囲気の中では緊張するようです。実演の途中、大鷹が1羽、鷹匠さんの腕を通り越して周りの木の中に隠れたまま降りてこなくなってしまいました。
こういう場合、その辺りをナワバリにしてる鳥が、すわ荒らしだ!と勘違いしてしまうそうで、あれよあれよという間にカラスが集まってくるわ、何故かトビもやってきてカラスと空中戦をおっぱじめるわ、上空は大騒ぎになっていました。カラスもいい迷惑です(汗。
実演のクライマックスは電通ビル屋上からの急降下。
鷹匠さんの呼子を合図に屋上からハヤブサが飛び立ちます。そのまままっすぐ降りてくるのかと思ったら、大きく海の方へ旋回して行ってしまいました。
気流の状態によっては思ったように飛んでくれないことも多いと説明があったので、ああ、だめかー…と思った瞬間、一転して急降下!米粒のようだったハヤブサが一瞬で目の前まで降りてくると、獲物(生きた鳩)をガッチリキャッチです!おおお!格好いい!
電通ビル はやぶさ みみずく
左が電通ビル。ビルにうつっているのはたまたま通りかかった飛行船の影。真ん中はその屋上から見事な滑空を見せてくれたハヤブサ。飛んでるところを撮る技量はないので、はなから撮ってません。右足に餌を鷲づかみ(鷹づかみ…?)にしてるのが分かるでしょうか。右はふわふわのミミズク。
しかし餌になった鳩は可哀想でした…。(さんざん堪能しておいて説得力ないですが…。死んだ餌じゃだめなのかな。…だめなんだろうな…。)

水神社天気が良いのでついでに築地周辺もぶらぶらしてみました。
築地市場は、昔浴恩園といって、松平定信公の所有地でした。明治になってから海軍省が置かれ、大正12年に魚河岸が移ってきています。市場内の水神社の境内にある「旗山」の石碑は、海軍の旗を掲げていた築山に立てられていたもので、海軍発祥の地のゆかりを示す史跡として残されているそうです。築地市場お休みなので市場は閑散としていました。

兵学寮跡銀座の方へ少し行くと、国立ガンセンターの裏手に海軍兵学寮(兵学校)跡の碑があります。もともとは広島藩邸で、明治2年に海軍操練所が置かれたそうです。

軍艦操練所跡勝鬨橋の手前にある軍艦操練所跡の案内板。軍艦操練所は、安政4年に長崎海軍操練所の卒業生を教授陣として設置されました。
慶応2年に浜離宮に移転しています。
右往左往
author : 遠野 | comments (0) | trackbacks (0)