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2007.10.21 Sunday 21:10

-書斎の美学-文房具の楽しみ/静嘉堂文庫美術館

静嘉堂文庫イロモノ文具好きとしてはもう少しバカ度の高いものを期待していたんですが、そんなものを期待する方がバカだったようです。でも遊び心は溢れてましたよ。

筆、墨、硯、紙を「文房四宝」というそうで、それらを中心に、印材や茶道具、書斎に飾る玉器や水石までが展示されていました。時代は明、清のものが多かったです。
市川米庵の解説による、筆や文房具のコレクション本があったんですが、昔っからそういうマニア向けの本ってあるんですねえ。
展覧会とは関係なかったんですが、渡辺崋山の「蝠鹿樹図」の鹿が可愛くってもう。蝙蝠+鹿+樹=ふくろくじゅ。この間見てきた「谷文晁とその一門」でも崋山の絵を少し見ましたが、どれも何となく柔らかい印象を受ける絵でした。崋山の境遇を考えるとどうしてこんな優しい目線をもてるのか不思議な思いがします。

写真は美術館と並んで建つ静嘉堂文庫の建物です。
岩崎弥之助(三菱二代目、弥太郎の弟)が創設し、弥之助の死後、息子の小弥太(三菱四代目)が弥之助の眠るこの地に静嘉堂文庫を移したのだそうです。
美術館を囲む深い森の一角に、岩崎弥之助の廟がありました。
右往左往
author : 遠野 | comments (0) | trackbacks (0)