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2007.05.18 Friday 23:40

受胎告知/東京国立博物館

レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の実像

レオナルドの「受胎告知」はガブリエルが美形なので好きなんですが、絵の内容がどうこうというよりも、この絵が日本にあるということ自体が奇跡で、その奇跡に感動しました。お金ないのかな、ウフィッツィ…。
じっと見てると天使が浮き上がってくるような感じは、印刷物では味わえない迫力。昔ウフィッツィで観た時よりも感動的でした。ウフィッツィは周りに世界遺産級がゴロゴロしてたこともあるし、その時はラファエッロの方に心が飛んでたこともあるけれど、何より自分の見方が変わったことが大きいと思います。いつかまた観にいこうと思っていたけれど、まさか自分が行く前に「受胎告知」が日本に来るとは。
それにしてもこれどうやって運んできたのかな。飛行機?船?どっちにしても墜落しようが沈没しようが絵だけは助かるくらいの重装備で運んできたんでしょうね。

金曜日は夜8時までやっているということなので、今日は無理くり定時退社して行ってきました。
受胎告知以外の展示は、主にダ・ヴィンチの研究内容を紹介するものでした。膨大な手稿の内容を再現模型等で説明していて面白かったんですが、時間がなくてかけ足になってしまいました。
その中でついじっくり見入ってしまったのはスフォルツァの騎馬像に関する資料群です。
ミラノのルドヴィコ・スフォルツァ(イル・モーロ)に依頼されたフランチェスコ・スフォルツァの騎馬像。実物大模型(馬の足のみ)の巨大さに唖然としました。蹄が人一人ではかかえきれないくらい大きいのです。あれで踏まれたら間違いなく死ぬ。制作のために馬そのものを研究し尽くしたのはもちろん、巨大な騎馬像を鋳造するための反射炉や組み立て用の機械の設計までやっているんですよ。一人ですべての仕事をやってしまうところがダ・ヴィンチらしいです。
会期終了までにもう一度くらい行きたいなあ。

余談ですが、国立博物館では秋から「大徳川展」だそうですよ!
右往左往
author : 遠野 | comments (0) | trackbacks (1)