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2007.05.03 Thursday 20:26

幕末散歩(戸田)

「福翁自伝」を読んでから万札を見るたびに妙な気分になります。
「ナマコ台場」って言うな(怒)

造船郷土資料博物館新宿からロマンスカーで約2時間、沼津へ到着です。沼津港から高速船が出ているというので、駿河湾に沈んだディアナ号を偲びながら海路を行こうと思い、バスで沼津港へ向かいました。
この日はちょうど港でお祭の開催中。いろいろ見たり食べたりしたかったんですが時間がなくて断念しました。
高速船の乗り場もいつもと変わっているということで、教えてもらった乗り場へ行ってみると、やけにゴツイ船がいるじゃないですか。えっ!?これがホワイトマリン!?
…と思いきや、海上保安庁の巡視船なのでした。お祭のイベントの一環で体験乗船をやっていたのです(要事前申込)。もしかしてこれに乗れるのかと一瞬期待してしまいましたよ…。
やがて本物の(?)ホワイトマリンがやってきたので乗り込みます。この日は戸田をまわるハイキングイベントがあるということで周りは溢れんばかりの親子連れ。旅の情緒もへったくれもありませんでしたが、おかげで750円で乗れたのは幸運でした。
戸田港までは約30分。

安政元年、条約締結のために日本へやってきたプチャーチンは、下田沖で安政東海地震に遭います。その時損傷した乗船のディアナ号を修復するために戸田港へ向かいますが、途中でまたしても大波に見舞われてしまいます。
戸田村の人々の決死の救出により乗員に一人の犠牲者も出さずにすんだものの、ディアナ号はとうとう沈没。プチャーチンは代わりの船の建造を幕府に依頼し、完成した船に戸田村への謝意を表してヘダ号と名づけたのでした。

御浜岬にある造船郷土資料博物館には、ヘダ号の模型や設計図、造船に使った道具、プチャーチンの残した品々が展示されています。写真は入り口にあるディアナ号の碇。でっかい!

韮山笠坦庵さんが大行寺で使ったという韮山笠。撮影禁止でしたのでメモってきましたが、こんなふうに龍の柄が入っていてなかなかおしゃれです。こんな柄のもあるんですね。というか、まさか「英龍(坦庵さんの名前)」だから龍…?い、いやいや、坦庵さんに限ってそんな浮かれとんちきなことは…!隣にはこれも坦庵さんから拝領したという、古い陣羽織も展示されていました。これも龍の模様でした…。…………。坦庵さん…?

絶景…?富士見海岸通りにある絶景ポイント。正面の港の入り口のところに、富士山が見える…はず…晴れていれば。
まあ、絶景といっても地元の人には日常の一部なわけですよ。

戸田湾絶景は見られませんでしたが、海はすごく綺麗。

駿河湾は陸地からすぐに深くなっていて、深海魚がよく獲れるんだそうです。お昼は高速船乗り場近くの食堂で深海魚の天丼をいただきました。何が出てくるやら少々不安でしたが、普通に白身のお魚で美味しかったです。ボリュームの方が想定外だったため最後の方はあき気味でしたが…。
深海魚といえば、博物館と併設されている駿河湾深海生物館でラブカ(シーラカンスと並ぶ生きた化石)の標本を見ました。
やたら不細工と言われていますけど、可愛かったです。標本は。

造船記念碑ここらへんがヘダ号を作った場所。

宝泉寺プチャーチンが滞在した宝泉寺。境内にはロシア人のお墓があります。墓石にはロシア語が彫られています。
持っていた地図がだいぶ簡略されてて、宝泉寺を見つけるのに少し迷ったんですが、迷った途中で勝呂弥三兵衛のお家を見つけました。代々戸田村の名主で、十一代為忠がヘダ号の造船御用掛の一人であったということです。見るからに古そうなお家でしたが、公開はしていないようでした。場所は三光寺の近くです。

大行寺川路聖謨らがプチャーチンと日露和親条約締結の交渉にあたった大行寺。

戸田からはバスで修善寺へ。峠道なので、途中で戸田を眼下に見渡せるポイントがいくつかあります。
修善寺からは電車で伊豆長岡温泉へ。車中でようやく富士山にご対面できました。ちょwww富士山でかすぎwww
右往左往
author : 遠野 | comments (0) | trackbacks (0)