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2007.03.18 Sunday 19:57

幕末散歩(板橋~高島平)

永倉新八の墓板橋駅東口を出るとすぐ目の前に近藤さんのお墓…があるはずだったんですが、いえあることはあったんですが、修復工事中でした。アイヤー。
また桜が咲いた頃にいってみようと思います。
こちらは隣にある永倉さんのお墓。


板橋の鳥
近所の鳥たちの良い水場になっているようです。
後から来て独り占めする人(大きい方)と、じっと待ってる人(小さい方)。


旧中山道近藤さんが刑場まで引かれて行ったのかもしれない旧中山道を逆に歩いて、脇本陣だった豊田家跡へ行ってみました。近藤さんが処刑まで囚われていたという場所です。今は碑が立っているだけですが。
名主だった豊田家には高島秋帆も訪れたことがあるようで、豊田家に贈ったという書が残っています。
そこから都営三田線で西高島平へ。
板橋郷土資料館で「江戸の砲術」という企画展をやっていたので、何か幕末に(というか坦庵さんに)関するものがあるかと思い行ってみました。坦庵さんの書簡もあったんですが、いまひとつピンとこなかったのは砲術自体に興味がないせいでしょうね…(ごめんね高島先生)。むしろ私にはその後に行った松月院の方が面白かったです。

高島秋帆顕彰碑高島秋帆が演習の際に本陣にした松月院に立つ高島秋帆顕彰碑。変な形だなあと思ってたら、大砲の形だったんですね!ちょっと微妙ですが、高島先生なら喜ぶかも。…というのも、高島先生自身、

砲弾型の釜を作らせてみたり…
ボンベン釜
さらにそれを絵に描いてみたりしているからです。
ボンベン釜2
…どんだけお気に入りだったのかと!

他にも松月院には高島秋帆の脇差や書が収蔵されています。
この日は展示室が開いてなかったんですが、お寺の人に声をかけたら開けてもらえました。仏画や書の展示も面白かったです。無造作に置いてあった大黒様が傑作。いい顔してるなー。

少年読本明治に福地源一郎が書いた高島秋帆の本。どこにでも出てくるね、この人。

(20070408追記)
近代デジタルライブラリーにありました。こちら。子供向けのせいか、ふり仮名がふってあって大変読みやすいです。坦庵さんが格好いいですよ!
右往左往
author : 遠野 | comments (2) | trackbacks (0)

Comment

鳥さんたちの順番待ちが愛くるしいですね~!
礼儀正しく待ってる方はメジロでしょうか。
あれだよね、ヒヨドリの人たちはどこに行っても傍若無人(鳥)だからねぇ……。なんでいかなる時でもあんなに偉そうなのか。
それにしても、高島先生キャラが立ってらっしゃいますね(笑)。
砲術ラヴっぷりに微笑ましいもの(?)を感じましたですよ。
羽鳥 | 2007/03/18 10:47 PM
> 羽鳥さん
調べてみたら仰る通りメジロとヒヨドリでしたよ。
メジロは3羽いたんですけど、そこへ弾丸のように飛び込んできてバッサバッサと水浴びしてる姿が「とりぱん」そのまんまだったので、もしやと思ってたら……。
高島先生は砲術なんてぶっそうなものの大家にしては、全然威圧的な感じがないですね。人物を詳しく知っているわけではないんですが、肖像画や書いたものを見てそう感じました。
遠野 | 2007/03/19 10:31 PM

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